2016年05月30日
- 2016/05/30 画面越しの親子
- 2016/05/30 兄弟の障害を受容する。
画面越しの親子
人の親子関係の間に入らせてもらうことが多くなった。
これは、他の責任者や現場のスタッフにはなかなかできない
僕がもらった使命だと思っています。
僕の親子関係、そして両親の関係、そんなことから
色んなヒントがあった。
先日本人はトレーニング生でお母さんは約半年前の
私の講演の聴講者。
そんな家族の三者面談をスカイプでさせてもらった。
スタッフが両親とスカイプをつなぎ、
前の面談が終わるとすぐに僕と本人が並び、
スカイプ越しに三者面談はスタート。
目が見えないとテレビ会議や電話会議は距離感が
つかみずらく、とてもむずかしいです。
でも、今回の三者面談には、絶妙な空気感が流れた。
ちょっと恥ずかしそうだけれども、朴訥なお父さんと
いっぱい言いたいけれども我慢しているお母さん。
私という味方をつけていると思って少し強気な本人。
私も含めて全員ができることをやろう、
みんながある意味我慢している、そんな合意形成がとれました。
あまり支援とかそんなことはどうでもいいので
これからも人とのつながりの中で生きていきたいと思いました。
兄弟の障害を受容する。
人の人生を支えるとてもありがたい仕事をさせてもらっています。
その面談の中でお母さんから本人が弟の障害をまだ
受容できていないという相談があった。
その時に、こんな話をさせてもらいました。
まずは本人が就労をし、安心をして自分を満たしてから
やっと弟と向き合えることができると思いますよ、と。
この仕事をしていると
「受容」「受け入れる」という言葉がよく出てきます。
まずは自分が安心しないと支援は難しいですね。
でも安心というのは公務員や大企業とか
そういうものではなく、心を揺らすことに慣れ、
いろんな自分を許せることかなと思います。
僕も目が見えないことを受け止めるのに
約25年かかりました。
僕も大学7年いったことの意味が最近やっとわかりました。
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